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EU:欧州委員会、水素の需給マッチングのためのプラットフォーム開発へ
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- 2024-06-03
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
欧州委員会は2024年6月3日、水素の需給に関する情報を収集し、供給者とオフテイカー(引き取り手)をマッチングさせるためのITプラットフォームを開発すると発表した。これは脱炭素ガス・水素政策パッケージのもとに創設されるもので、2025年半ばの運用開始を目指す。なお、運営は欧州水素銀行のもとで行われる予定。現在、EUには254件の水素プロジェクト(170件が稼働中、84件が建設中)があり、設備容量は合計300万kWとなる。欧州水素銀行の入札で選定された7件も含めるとさらに容量800万kWの設備が稼働する見込みであるが、世界全体では2030年までに供給される水素生産量のうち、オフテイカーが特定されているものは12%に過ぎない。ITプラットフォームを通じて需給の可視性を向上させることで、最終投資決定が加速し、オフテイク契約の確保につながるとしている。
