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米国:DOE、パリセード発電所の再稼働へ最大15億2,000万ドルの融資を保証

2024-03-27
  • 北米
  • エネルギー一般・政策

米エネルギー省(DOE)の融資プログラム局(LPO)は2024年3月27日、恒久停止したパリセード原子力発電所(PWR、85万7,000kW)の再稼働プロジェクトについてホルテック・パリセード社に条件付きで最大15億2,000万ドルの融資保証を行うことを発表した。当該プロジェクトは2022年5月に運転を停止した同発電所を再稼働させ、少なくとも2051年までベースロードのクリーン電力を生産することを目的としている。再稼働に至った場合、同発電所は閉鎖後に商業運転に復帰する米国初の原子力発電所となる。LPOによると、ホルテック社はDOEが最終的な融資文書を作成して融資を実行する前に一定の技術的、法的、環境的、財務的条件を満たす必要がある。同社は再稼働へ向け、2023年10月に原子力規制委員会(NRC)に再稼働を求めるプロセスを正式に開始したほか、既に再稼働後の電力を販売する長期電力売買契約(PPA)契約を締結している。