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米国:NERC、2021年夏季は一部の地域で電力不足のリスクがあると警告

2021-05-26
  • 北米
  • エネルギー一般・政策

北米電力信頼度協議会(NERC)は2021年5月26日、2021年夏季信頼度評価(2021 Summer Reliability Assessment)を発表した。本レポートにてNERCは今夏(6~9月)、米国西部、テキサス州、ニューイングランド地域、および中西部の一部地域において、電力不足が発生するリスクが高まっていると警告している。中でもカリフォルニア州は、ピーク需要発生時や太陽光発電の出力が低下する夕方の時間帯は電力不足のリスクが高いとしている。また、風力発電設備が大量に導入されているテキサス州では、風力出力が低下する時間帯の供給力確保が必要であると指摘している。このほかニューイングランド地域およびMISO管轄エリア(米中西部)は、ピーク需要に対して十分な予備力を確保しているが、異常気象が発生した場合は、周辺地域からの電力融通が必要になる可能性があるとしている。