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ドイツ:2023年の排出量取引による収益は過去最高額の180億ユーロ超

2024-01-04
  • 欧州
  • 環境・再エネ

ドイツ連邦環境庁は2024年1月4日、2023年の欧州排出量取引制度(EU-ETS)および国内ETS(熱・運輸部門)による収益が前年比約40%増の184億ユーロと過去最高額となったことを報告した。国内ETSの収益増が主に影響しており、収益は前年比で67%増加し、約107億ユーロとなった。国内ETSは2021年に開始され、当初は主要な燃料であるガソリン、ディーゼル、灯油、LNGのみを対象としていたが、2023年からは他のすべての化石燃料(石炭を含む)が対象となった。対象枠の拡大に伴い、ドイツでは国内排出量の85%以上が排出量取引の対象となっている。なお、収益は気候・変革基金(KTF)に充てられる。