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米国:水素製造コストの現状と将来見通しなどに関する調査報告書を発表

2023-12-05
  • 欧州
  • 環境・再エネ

米国エネルギー省(DOE)は2023年12月5日、水素製造コストの現状と将来見通しなどに関する調査報告書「Hydrogen Shot Technology Assessment」を発表した。これはバイデン政権のHydrogen Shot(2031年までにクリーン水素のコストを80%削減し、1kg当たり1ドルを目指す)の一環であり、同省が管轄する国立エネルギー技術研究所(NETL)が取りまとめた。同省は報告書の中で、(1)現状、再エネから製造されるクリーン水素は1kg当たり5ドル以上のコストがかかること、(2)水素コストは技術の進歩により、1kg当たり1.30~1.40ドルまで低減できる可能性があること、(3)産業界はCO2排出量削減のためにクリーン水素を導入し始めているが、大規模な導入にはまだ多くの課題が残っていることなどの認識を示した。