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中国:江蘇省電力、国内最大規模のV2G実証センターを稼働

2023-10-30
  • 東アジア
  • 環境・再エネ

中国送電大手の国家電網有限公司傘下の国網江蘇省電力は2023年10月30日、電気自動車(EV)の蓄電池を電力インフラとして活用する「V2G(ビークル・トゥ・グリッド)」で全国最大規模となる実証センターを同省無錫市で稼働させた。EV50台を接続して電力需給バランスの維持、電力網の運営効率向上、分散型再生可能エネルギーの確実な接続などに重要な意義を持つとしている。EV所有者には補助金が付与される。江蘇省電力は、「V2Gは再エネ利用を支え、蓄電池のモデル転換・高度化を促す重要な手段」としている。同実証センターは敷地面積1.45万m2、太陽光発電設備、エネルギー貯蔵設備、EV充電、給電制御など多くの機能を備える。計画中の第2期プロジェクトでは急速充電や移動式の充電・電池交換などの機能を追加し、接続EV数を144台に拡大する予定。