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米国:2023年上半期、過去最高の生産量と穏やかな気温で価格が34%下落

2023-07-24
  • 北米
  • エネルギー一般・政策

米国エネルギー情報局(EIA)は2023年7月24日、2023年上半期の天然ガスの生産量が過去最高を記録する一方、比較的穏やかな気温の影響により天然ガスの価格が下落したと発表した。米国の天然ガス指標価格であるヘンリーハブのスポット価格は、1月から6月までの間に34%(1.12ドル/MMBtu)下落した。2023年6月の天然ガス卸価格(月平均、実績)は2.18ドル/MMBtuとなり、2020年6月以来の安値を記録した。EIAはこの原因について、2022/2023冬季が穏やかな気温、記録的な生産量、平均を上回る在庫量を挙げている。EIAの見通しによれば、ヘンリーハブの価格は2023年7月から12月までの間に上昇すると見込んでおり、年末までの平均価格は2.83ドル/MMBtu、2023年12月には最高価格の3.44ドル/MMBtuとなるとしている。