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アラブ首長国連邦:国家水素戦略が承認、グリーン水素を2050年に1,500万t

2023-07-06
  • 中近東諸国
  • エネルギー一般・政策

2023年7月6日付報道によると、アラブ首長国連邦(UAE)政府は、国家水素戦略を承認し、2031年までにグリーン水素を年間140万t、2050年までに年間1,500万tを生産するとした。また、2031年までにグリーン水素研究開発センターを設立し、2031年までに水素の生産拠点(オアシス)を2カ所、2050年までにさらに3カ所を開発する。オアシスで生産された水素は、重工業、道路輸送、航空、海上輸送などの分野で利用することで、2031年におけるCO2排出量の25%削減を見込む。同国は2022年時点で、今後の目標として、世界のクリーン水素生産国上位10位以内に入り、世界の水素市場シェアで25%を目指すと発表しており、その目標では、クリーン水素の生産量を2050年までに年間1,400万~2,200万tとしていたが、今回より明確な目標が設定された。なお、2023年3月時点で、同国には約28件のグリーン水素およびブルー水素のプロジェクトがあり、そのうち7件が投資決定されている。