- 2023-04-15
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- 欧州
- 原子力
ドイツ最後の原子炉3基(ネッカーヴェストハイム2号機:140万kW、イザール2号機:148万5,000kW、エムスラント:140万6,000kW、炉型は3基ともPWR)が2023年4月15日、恒久停止した。3基を所有する原子力発電事業者のEnBW、PreussenElektraおよびRWEは、今後州政府から廃止措置許可を取得するなどし、10~15年かけて原子炉の解体作業を進める予定。なお、ネッカーヴェストハイム2号機を所有するEnBWは、2023年4月5日に廃止措置に必要な許認可をすべて取得済みである。欧州がエネルギー危機の影響から脱しきれていない中での脱原子力完遂に対して、国内外から批判の声が上がっている。国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、原子力に反対するEU加盟国は「ウクライナ戦争が終結したら(自国のエネルギー政策について)真剣に自己批判すべきだ」と語った。
