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ドイツ・デンマーク:両国政府が2028年までに水素パイプラインの建設で合意

2023-03-24
  • 欧州
  • エネルギー一般・政策

エネルギー情報誌は2023年3月24日、ドイツ政府とデンマーク政府が両国を結ぶ水素パイプラインを2028年までに建設することで合意したと報じた。ドイツは水素利用を含むエネルギー供給の多様化を進めており、周辺各国と水素パイプラインの整備に関する協議を行っている。同国は2023年1月にノルウェーと水素パイプラインの設置に関するフィージビリティスタディを実施することで合意しており、さらにスペイン・ポルトガルとフランスを結ぶパイプラインをドイツまで延長することでフランスと合意した。デンマークは2030年までに400万~600万kWの水電解装置を導入する計画で、製造した水素の一部はドイツに輸出することを見込んでいる。また同国は2023年にグリーン水素製造を支援するための入札を実施する計画である。今回の合意内容にはパイプラインの容量や具体的なルートは示されていないが、両国政府は事業の実施についてEUの補助金を申請することにしている。