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英国:物価上昇によりCfD落札事業の実施が困難に、事業者が支援を要望
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- 2023-03-03
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- 欧州
- 環境・再エネ
エネルギー情報誌は2023年3月3日、洋上風力発電事業最大手のØrstedが英国の差額決済方式の固定価格買取制度(CfD)の入札で落札した事業の実施が、物価上昇や金利の上昇により困難になっていると訴えたと報じた。Hornsea 3(発電出力:285万kW)は2022年の4回目のCfD入札で落札し、37.35ポンド/MWh(約5.6円/kWh)で15年間買取保証を獲得した。しかし、入札実施以降、タービンなどの部材価格や金利が大きく上昇し事業環境が大きく変化した。事業者としてあらゆる努力をしているが、政府の支援なしでは事業の中断も検討せざると得ないとØrstedは訴えている。英国政府は新年度予算を協議しており、同社は税額控除などデベロッパーに対する支援策の導入を求めている。
