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ロシア:インテルRAO、欧州への電力輸出の可能性を排除せず
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- 2023-01-13
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- 欧州
- 電気事業一般・経営
2023年1月13日付の現地報道は、ロシアの電気事業者インテルRAO社が、ロシアから欧州への電力輸出再開の可能性を中期的に排除していないことを伝えた。系統運用者SO UPS社は「ロシア電力系統開発計画(SiPR)」を毎年策定しているが、現在策定中の2023~2028年を対象としたSiPR案(コンサルテーションペーパー)では、「インテルRAO社の計画を踏まえたもの」と位置づけた上で、ロシアからフィンランドやバルト諸国への電力輸出が想定されている。ロシアからこれら欧州各国への電力輸出は、2022年春以降、停止されている。なお、インテルRAO社はロシア国内外に発電会社や供給会社を子会社として保有する大手電気事業者で、国外への電力輸出事業にも携わっている。2022年3月現在、ロシア政府系企業がインテルRAO社の株式を合計36.2%保有している。
