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米国:FERCとNERC、今冬の嵐Elliottによる各地の停電原因を共同調査
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- 2022-12-28
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- 北米
- 電気事業一般・経営
連邦エネルギー規制委員会(FERC)と北米電力信頼度協議会(NERC)は2022年12月28日、12月下旬に米国の多くの地域を襲った嵐Elliottにより各地で停電が発生し数百万人に影響したことを受け、原因究明調査などを共同で行うことを発表した。NERCによると、停電の多くは地元の電力会社が運営する配電設備が原因とのことであるが、南東部の一部の電力会社では輪番停電を余儀なくされたと報じている。そのうちでデューク・エナジー社は、12月24日にノースカロライナ州とサウスカロライナ州で輪番停電を行い、全顧客の3分の1に当たる約50万人が影響を受けたという。同社の役員は2023年1月3日、ノースカロライナ州公益事業委員会(NCUC)に出向き、クリスマスイブの輪番停電について謝罪をした。FERC委員長のRich Glick氏は「NERCとの共同調査で何が起こったかを正確に把握し、今後の送電網の信頼性維持につなげていく」と述べており、本調査で解決策の検討も行われる予定である。
