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米国:NERC、2023年夏季におけるMISOの供給力不足を指摘

2022-12-15
  • 北米
  • 環境・再エネ

北米電力信頼度協議会(NERC)は2022年12月15日、最新の信頼度評価にて独立系統運用機関であるMISO管内において2023年夏季にも容量不足が発生する可能性を指摘した。2021年時点の信頼度評価と比較し、石炭火力・天然ガス火力発電所を中心に5,900MWの発電所が廃止される一方、新規に追加された容量は1,700MWであった。2023年夏季までに650MWの容量が追加される可能性はあるが、約1,300MWの容量不足が生じる見込みである。NERCは、今後の対策として変動電源の接続量の調整や、厳しい環境下でも稼働可能な電源に対する価格設定の見直しなどを提案している。2023年夏季におけるMISOの電源構成は太陽光56%、天然ガス37%、風力7%の6,600MWと予想されている。