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米国:バージニア州知事、SMR新設を含む新エネルギー計画を公表

2022-10-03
  • 北米
  • 原子力

バージニア州のグレン・ヤンキン知事(共和党)は2022年10月3日、同州の新たなエネルギー計画を公表した。「The 2022 Virginia Energy Plan」と呼ばれる計画は、州議会の要請により同州エネルギー局が4年ごとに策定しているもので、包括的なエネルギー計画を定めている。同計画では、州内に原子力イノベーションハブを設置し、今後10年以内に商業用小型モジュール炉(SMR)を州南西部に配備することを提唱するなど、原子力分野への取り組みが含まれる。ヤンキン知事は、「同計画が承認されれば、あらゆるエネルギー資源を活用する“all-of-the-above”アプローチを取り、風力や太陽光などの変動性電源に硬直的に依存した従来の計画から脱却する」と述べており、水素、CCUS(二酸化炭素回収・有効利用・貯留)、SMRなどの革新的な新技術への戦略的な投資を求めている。なお、同計画の実現にあたって州議会の承認が必要であり、今後議論されるという。