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ドイツ:政府、2023年1月以降の原子炉2基の運用について事業者と基本合意

2022-09-27
  • 欧州
  • 原子力

ドイツの経済・気候保護省(BMWK)は2022年9月27日、ネッカー原子力発電所2号機(PWR、140万kW)とイザール原子力発電所2号機(PWR、148万5,000kW)について、2023年1月以降の運用に関して事業者と基本合意に達したと発表した。BMWKは同年9月5日、2022年末に閉鎖予定だったこれら原子炉2基を、2023年4月中旬まで予備力として利用可能にすると発表していた。今回の合意により、事業者は2022年12月31日以降、最長で2023年4月15日まで設備が稼働できるために必要な準備を開始する。ハーベックBMWK大臣は今回の発表において、フランスの原子力発電所の稼働状況が改善しない場合には、この2基について2023年の第1四半期も継続して運転する必要性があると説明した。また、ネッカー2号機の運用者であるEnBWによれば、ドイツ政府は、2022年12月初旬までに2023年以降の設備運用方法について最終的な決定を行い、必要に応じて2023年1月初めにEnBWに対して同号機の再稼働を要請するとしている。