海外電気事業短信
中国:世界初の運開EPRの台山1号機、約1年ぶりに運転再開
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- 中国:世界初の運開EPRの台山1号機、約1年ぶりに運転再開
- 2022-08-17
-
- 東アジア
- 原子力
2022年8月17日付の報道によれば、中国広東省の台山原子力発電所1号機(EPR、175万kW)が約1年ぶりに発電を再開した。同月16日に香港証券取引所に提出した書類の中で中国広核集団有限公司(CGN)は、同号機の検査・保守作業が完了し、同月15日に電力系統に接続されることを明らかにしたという。同号機は、2回目の運転サイクルでフルパワー稼働中の2021年6月、一時冷却系で放射線量の上昇を確認し、6万本以上ある燃料棒のうち5本程度が損傷している可能性があると推定された。CGNは同年7月30日、燃料損傷の原因を調査し、欠陥のある燃料を交換するため、同号機を電力系統から切り離していた。2022年7月26~29日の検査後に、国家核安全局(NNSA)は同号機の再起動を承認したが、燃料損傷の原因と程度については明らかにされていない。同発電所1、2号機はEPRとして運転を開始した最初のプラントである。
