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ポーランド:国内初の蓄電池製造工場建設、産炭地域での新たな雇用創出へ
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- 2022-05-30
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
ポーランド国有資産省は2022年5月30日、国内初となる蓄電池製造工場の建設計画を発表した。製造工場はシロンスク県(シレジア地域)Jastrzębieにある鉱山再編会社の敷地内に建設される予定で、運開は2024年となる見込み。小型(0.5kWh)と大型(50kWh)の蓄電池の年間生産量は120万kWh(最大150万kWh)規模となる見込み。シレジア地域は国内有数の産炭地域であり、長きにわたり石炭産業が地域経済、雇用を支えてきた。しかし、ポーランドではエネルギー転換として石炭からの脱却を目指しており、産炭地域での新技術の活用や新規事業の創出を検討している。サシン副相兼国有資産相は、同地域のエネルギー安全保障を確保し、新たな雇用を創出するシレジアン・エナジー・ストレージ・システム(SME:Systemu Śląskich Magazynów Energii)の立ち上げについて説明し、EUの気候変動政策の推進の他、ポーランドのエネルギー自給率を向上するためにも重要だという認識を示した。
