海外電気事業短信

中国:初の自主開発可変速揚水発電ユニットが運転開始

2022-05-19
  • 東アジア
  • 水力

現地専門紙は2022年5月19日、国内開発の可変速揚水発電ユニットが運転を開始したと報じた。これは、四川省にある春場壩揚水発電所の可変速ユニット(容量5,000kW)で、国の重要研究開発プロジェクトとして、国有送配電大手・国家電網公司の子会社である四川電力公司主導のもとで国内重電設備メーカー大手であるハルビン電気集団公司が開発した初の国産技術が使用されている。可変速揚水発電ユニットは、発電運転時の出力調整に加えて、揚水運転時の入力調整も可能であり、変動型再エネの大量導入による発電電力対応で期待されている。なお、可変速揚水発電については、別の国有大手送電事業者である南方電網有限責任公司により、さらに大型化した海水揚水用の開発も進められている。