海外電気事業短信

中国:政府、「石油・天然ガス発展第15次五カ年計画」を公表

2026-08-17
  • 東アジア
  • エネルギー一般・政策

国家発展改革委員会と国家能源局は2026年8月17日、「石油・天然ガス発展第15次五カ年計画」を公表した。同計画はエネルギー安全保障とグリーン・低炭素発展を柱に、2030年までに国内の石油・天然ガス供給量を石油換算4億4,000万tとし、新たに長距離パイプライン2万kmを整備して全国の長距離石油ガスパイプラインを22万kmに拡大するほか、天然ガス備蓄量を国内消費量の13%超、LNG受入基地の受入能力を年間2億t、陸上パイプラインによる天然ガス輸入能力を年間1,140億m3、CCS・CCUSによるCO2年間圧入量を1,000万tとする目標を掲げた。国内供給では、オルドス、渤海湾、四川・重慶、タリムなどを石油・天然ガス戦略保障基地に位置付け、インフラ面では「全国一張網」の構築や備蓄能力の強化を進める。また、石油ガス田への再エネ導入、水素、CCUS、電力貯蔵、AI活用などを進め、低炭素化と高度化を図る方針を示した。