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ドイツ・カタール:ドイツ、LNG長期契約合意のためにカタールを訪問
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- 2022-03-21
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
2022年3月21日付のエネルギー情報誌によると、ドイツのハーベック連邦経済・気候保護相は、20日にカタールを訪問し、LNG取引の長期的なパートナーシップへの合意に至った。LNG長期契約の詳細については、両国の企業間にて今後協議される模様。ロシアからの天然ガス輸入依存脱却のため、ドイツにとってカタールは重要な天然ガス輸入先候補である。カタールのLNG年間輸出量は1,070億m3であり、ロシアからドイツへのガスパイプラインによる年間輸入量約700億m3を超えるものの、足元でカタールが供給できる量は同国輸出能力の10~15%と言われている。カタールは2026年までにLNG供給量を約60%拡張する予定であり、ドイツが十分な輸入量を確保できる時期は少なくとも同年以降と見込まれる。なお、ハーベック連邦経済・気候保護相は21日にアラブ首長国連邦(UAE)も訪問しており、同日付でUAEからドイツへの水素輸入等に関連する4プロジェクト、および持続可能なエネルギーや水素技術に関する共同研究実施の合意に至った。
