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米国:米国西部の4州、地域水素ハブを共同開発する意向を示す

2022-02-24
  • 北米
  • 環境・再エネ

米国ニューメキシコ州、コロラド州、ユタ州、ワイオミング州の知事らは2022年2月24日、西部地域のこの4州の間を結ぶ水素ハブ(Western Inter-States Hydrogen Hub)を共同開発するために連携すると発表した。2021年11月に成立したインフラ投資・雇用法が定めるとおり、米国エネルギー省(DOE)は、地域のクリーン水素ハブ構築に向けて少なくとも4案件に対し総額80億ドルの支援を行う。DOEは2022年5月に支援希望者からの提案(RFP)を求める予定である。4州の作業チームは、水素の製造から消費までを実証する提案書を共同で作成し、補助金の獲得を目指す。ロッキー山脈に沿って並ぶこの4州には、グリーン水素の製造に必要な風力や太陽光の再エネ資源が豊富にあるほか、ブルー水素の製造に必要な天然ガス資源と炭素の貯蔵に適した地層が存在し、天然ガスパイプライン網が消費地までを結んでいる。