- 2026-03-12
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- 中近東諸国
- 送配電
エネルギー市場委員会(AEMC)は2026年3月12日、大規模データセンターに対し、系統障害時でも接続を維持する「ライドスルー(ride-through)」を義務付ける新ルール案を公表した。対象は3万kW以上のデータセンターなどインバータ型の大口需要家。系統の周波数や電圧が不安定になった際、データセンターが一斉に離脱すると需給バランスが急変し、系統安定度を損なうおそれがある。米国では実際に60のデータセンターが同時に計150万kWを切り離した事例も報告されている。一方、事業者側は、電圧変動中も接続を維持すれば設備寿命の短縮や機器の故障につながる可能性があると懸念を示している。
