海外電気事業短信

ウズベキスタン:世銀、中央アジアに地域電力市場の創設を決定

2026-01-23
  • 東南・南・中央アジア
  • エネルギー一般・政策

世界銀行は2026年1月22日、中央アジアに地域電力市場を創設し、各国間の電力取引を拡大させる「地域電力市場相互接続・貿易(REMIT)プログラム」の実施を承認した。各国の主電源(キルギスタンとタジキスタンの水力、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの火力)と同地域全域の太陽光・風力ポテンシャルを活用することを目的とする。同地域の電力需要は2050年に3倍に増加すると見込まれているが、各国間の電力取引は総電力需要の約3%に止まる。本プログラムREMITは、年間の電力取引量を1万5,000GWh以上に増加し、送電容量を3倍(16GW)に増強、最大9GWのクリーン電源の統合を目指す。総額10億1,800万ドルのプログラム予算は今後10年間に3段階に分けられ、第一段階ではキルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンの3カ国を対象に、各国の送電会社や電力取引を調整するCoordinating Dispatch Center(CDC)Energiaに配分される。