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中国:江蘇省の発電兼熱供給原子力ユニット、徐圩核能供熱1号機が着工

2026-01-15
  • 東アジア
  • 原子力

中国原子力発電大手の中核集団(CNNC)の上場子会社の中国核電(CNNP)は2026年1月15日、CNNPが出資する中核蘇能核電有限公司の徐圩(Xuwei)核能供熱発電所(江蘇省連雲港市)第1期プロジェクト1号機が、同月16日にコンクリート初打設(FCD、着工)を行うと発表した。同1号機は中国独自技術である第3世代加圧水型炉「華龍一号」を採用し、設計最適化後の定格電気出力は122.2万kW、設計寿命は60年とされている(当初公告では120.8万kW)。また、第1期プロジェクトは、同タイプの2号機と高温ガス炉(HTR-PM600S)の3号機を加えた3ユニットで構成され、近隣の石油化学コンビナートへ年間3,250万tの工業用蒸気を供給する予定で、本格的な原子力熱供給発電所として注目されている。今回のFCDにより、CNNPが持分を有する建設中の原子力発電プラントは合計13基、総設備容量は1,514.8万kWとなる。