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米国:内務省、建設中の洋上風力5事業リースを国家安全保障の懸念から即時停止
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- 2025-12-22
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- 北米
- 環境・再エネ
内務省(DOI)は2025年12月22日、建設中の大規模洋上風力5事業についてリースを即時停止すると発表した。対象はマサチューセッツ州のVineyard Wind 1(800MW)に加え、ロードアイランド州のRevolution Wind(700MW)、バージニア州のCVOW(2.6GW)、ニューヨーク州のSunrise Wind(924MW)およびEmpire Wind 1(2GW)の5件。バーガム長官は巨大なタービンブレードと反射率の高いタワーがレーダー干渉を引き起こすと説明し、国防総省の機密報告を踏まえた国家安全保障上の懸念を停止の理由としている。一方、2026年後半にCVOWの運開を予定するドミニオン・エナジー社は、プロジェクトの停止はいかなる期間でも系統信頼度を脅かすとし、バージニア州のAIデータセンターや軍事施設向け電源として洋上風力は不可欠だと強調した。トランプ政権は今後、事業者や州と協議し対応を検討する方針。
