海外電気事業短信

インド:NTPC、石炭ガス化事業に参入検討

2025-11-13
  • 東南・南・中央アジア
  • 火力

2025年11月13日付の報道によると、インドの最大手発電事業者のNTPCは石炭ガス化事業に参入を検討している。同社は今後3~4年で年間500万~1,000万tの合成天然ガス(SNG)を生産する目標を掲げ、自社のガス火力発電所での利用、および他社への販売を目指す。石炭は子会社のNTPC Miningが保有する炭鉱から調達する。NTPCはプロジェクトの実施に向けて、2025年度中に技術コンサルタントの入札を行う予定である。インド政府は、輸入LNG依存度低減やエネルギーのクリーン化・多様化の一環として、石炭ガス化事業を推進している。2030年までに処理能力1億t/年の石炭ガス化設備を開発することを目標としており、2024年には官民の石炭・褐炭のガス化事業に850億ルピー(約1,500億円)の財政支援策を承認した。