海外電気事業短信

ドイツ:卸電力市場におけるネガティブ価格の発生頻度が増加

2025-06-30
  • 欧州
  • 電気事業一般・経営

エネルギー情報誌は2025年6月30日、ドイツの卸電力市場(前日市場)におけるネガティブ価格の発生頻度が増加しており、6月は141時間に達したと報じた。162時間に達した5月には及ばないものの、6月は0ユーロ/MWhを記録した時間がさらに12時間ある。2025年の前半だけで389時間がネガティブ価格となっており、これは2023年1年間の399時間に迫る数字で、2025年は年間の回数で2024年(457時間)を超える可能性が高い。市場データによると0.05ユーロ/kWh以下の時間は2025年の上半期で474時間にのぼっている。ネガティブ価格となる時間帯の多くは午前中から午後の早い時間で太陽光発電が最大出力を記録する時間帯に集中する。1日の最高値は主に19時から22時に観測され、6月30日の最高価格は0.289ユーロ/kWhとなり、6月の中で最も高い値だった。