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米国:EIA、2025年夏季家庭用電気料金が全国平均178ドルに上昇と想定
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- 2025-06-23
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- 北米
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米国エネルギー情報局(EIA)は2025年6月23日、今夏(同年6~9月)における家庭用電気料金の全国平均支出が月額178ドルに達するとの見通しを発表した。昨夏(2024年6~9月)の173ドルから5ドルの増加となる。全国的に今夏の予想気温は昨夏より低く、電気使用量も今夏(1,032kWh)は昨夏(1,040kWh)よりも減少する見込み。一方、電気料金単価について、今夏(17.3セント/kWh)は昨夏(16.6セント/kWh)よりも上昇する見通し。地域別では、ニューイングランド地域の昨夏からの増加が最も大きく(13ドル)、西南中部地域の全体支出が最も高額(217ドル)になると見込まれる。EIAによると、前者は天然ガス火力発電のコストの上昇、後者は高温多湿による冷房需要の高まりが要因である。一方で、昨夏に記録的猛暑を経験した山岳部と太平洋沿岸地域では、気温の緩和と水力発電の増加により、全体支出は1~2ドルわずかに減少する見通しである。
