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台湾:台湾電力公司、第2(国聖)原子力発電所1号機の運転終了を発表

2021-07-01
  • 東アジア
  • 原子力

台湾電力公司(TPC)は2021年7月1日、台湾北部の新北市萬里区にある第2(国聖)原子力発電所1号機(BWR、102万7,000kW)の運転終了を発表した。同号機は2017年4月に原子能委員会(AEC)の許可を得て使用済燃料(SF)貯蔵プールを拡張して運転してきたが、プール逼迫のため、2020年定期検査時の新燃料の取替体数が制限され、2021年2月までフルパワー運転できる量しか装荷できなかった。TPCは同号機の出力レベルを80%に抑えることで6月中旬までの運転を達成した。同号機の運転許可は2021年12月27日まで有効でTPCは当該許可失効後に廃止措置に移行するとしている。2018年にAECに提出され、2020年10月に承認された同号機の廃止措置計画に含まれるSF乾式貯蔵施設の新設工事は、TPCと新北市との紛争で着手が遅れている。