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イタリア:Enel、次世代原子力研究を担う新会社「Nuclitalia」の設立を発表

2025-06-02
  • 欧州
  • 原子力

イタリアのエネルギー大手Enelは2025年5月14日、同国のエンジニアリング大手Ansaldo Energiaおよび防衛産業大手Leonardoと共同で、次世代原子力技術の研究および市場機会の分析を行う新会社「Nuclitalia」の設立を発表した。出資比率はEnelが51%、Ansaldo Energiaが39%、Leonardoが10%である。Nuclitaliaは、まずは軽水冷却型小型モジュール炉(SMR)に焦点を当て、同国のエネルギーシステムに適した要件の定義や、技術・経済の両面からの分析を通じて最適な設計の選定を行う。また、産業パートナーシップの構築や共同設計の機会も模索するという。なお、取締役会は7名で構成され、元ミラノ工科大学学長のFerruccio Resta氏が会長に、Enelの原子力イノベーション部門責任者のLuca Mastrantonio氏がCEOに就任している。