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中国:国家原子力機構、HLW処分に係る北山地下調査研究所の建設開始を発表
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- 2021-06-21
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- 東アジア
- 原子力
中国国家原子力機構(CAEA)は2021年6月21日、甘粛省酒泉市近郊で高レベル放射性廃棄物(HLW)の処分技術に係る研究施設として、北山地下調査研究所の建設を開始したと発表した。同年6月17日に同地で起工式が開催され、CAEAや中国生態環境部、地元自治体に加え、当該プロジェクトを遂行する中国核工業集団有限公司(CNNC)、および傘下の核工業北京地質研究院(BRIUG)などの代表者が参加した。同研究所はゴビ砂漠の地下560mの花こう岩層に総構造容積51万4,200m3の巨大地下施設として建設され、同じ目的の施設としては世界最大とされる。建設工期は7年間で、竣工後は同地域のHLW処分場適正調査などでおよそ50年間にわたって活用される。同地域が処分場の適地と確認されれば、同研究所の近辺にHLWの最終処分場を2050年までに建設するとしている。
