- 2021-06-13
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
地元紙などによると2021年6月13日に行われた国民投票の結果、CO2削減法が僅差で否決され、今後の気候変動政策の実施が困難となった。報道によると投票率は約60%で、反対が51.6%、賛成が48.4%である。政府の提案では2050年のカーボンニュートラルを達成するため、2030年までに年間のCO2排出量を1990年比で50%を削減する計画で、3/4は国内で削減し、残る1/4は海外の削減活動を通じて実施する計画となっていた。CO2削減法では様々な削減方策が含まれ、航空券(1回の搭乗当たり30~120フラン(約3,700~約1万5,000円))や自動車燃料(ガソリンへの課税を1リットル当たり0.12フラン(約15円)へ引き上げ)への課税強化などが含まれ、反対派は燃料価格の高騰を訴えていた。投票結果は地域によって異なり、バーゼル、チューリッヒやジュネーブの都市部で賛成が上回ったが、その他の地域では反対が多数を占めた。
