海外電気事業短信
米国:市場監視機関、PJM容量市場に関する設計の不備を指摘
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- 米国:市場監視機関、PJM容量市場に関する設計の不備を指摘
- 2024-09-20
-
- 北米
- 電気事業一般・経営
PJMの独立市場監視機関(IMM:Independent Market Monitor)であるMonitoring Analytics社は2024年9月20日、同年7月に実施された2025/2026年受渡しの容量市場オークションの結果について分析を示した報告書を発表した。IMMは約定価格の上昇に影響を与えた要因として、容量の評価基準に関する規則(ELCC)が変更されたこと、間欠性電源や貯蔵設備に対する入札義務が免除されたこと、供給信頼度の維持を目的としてPJMが個別契約を締結している発電設備の一部が供給曲線から除外されたこと、容量の評価を夏季ピークのみに基づいて行っていることなどを挙げている。IMMは、現在の市場設計には欠陥があるとし、PJMに対し、規則の見直しを行うことを推奨している。なお、PJMは今後報告書への回答を発表する予定としている。
