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スウェーデン:政府がBECCS事業支援のための入札を開始

2024-08-23
  • 欧州
  • エネルギー一般・政策

エネルギー情報誌は2024年8月23日、デンマーク政府がBECCS事業を支援するための入札を開始したと報じた。バイオマス燃料の加工あるいは燃焼時に発生するCO2を吸収・固定する事業(BECCS)を募集して、貯蔵するCO2量に応じて15年間にわたり補助金を支給する。補助総額は360億クローネ(約5,100億円)である。CO2排出量をマイナスにできるBECCS事業は注目を集めており、特に製紙・パルプ業、電気事業、エタノール、セメント製造で有望と見られている。森林が豊富なスウェーデンはBECCSに向いていると見られ、同国の事業者はMicrosoft社にBECCS事業の炭素クレジットを10年間に渡って333万t売却する契約を交わしている。事業の選定はCO2当たりの補助金を申し込むもので安価な事業から選択される。事業募集は2024年11月21日に締め切られる。