平成28年12月
海外電力調査会

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中国原子力事業者との技術交流

海外電力調査会は、中国の原子力事業者である中国核工業集団、中国広核集団および国家電力投資集団と定期的に交流を行っております。今回は日本から中国に5名の専門家を派遣し、意見交換および視察を通した交流を実施しました。

1.実施期間
平成28年11月15日(火)~17日(木)
2.交流テーマ
「 原子力発電所のリスク情報活用による自主的安全性向上に向けて」
3.交流内容
(1)日本側プレゼンテーション
・福島第一原子力発電所事故後の日本の原子力発電の現況
・原子力リスク研究センター(NRRC)の活動状況
・NRRC自然外部事象研究チームの活動状況
・柏崎刈羽原子力発電所の確率論的リスク評価(PRA)の実施状況
・保全におけるリスク評価活用の機会と課題日本の原子力の概要、東日本大震災と原子力発電の状況
(2)中国側プレゼンテーション
・中核運行における確率論的安全評価(PSA)事業の概要
・田湾原子力発電所におけるPSAの開発と応用
・中国広核集団(CGN)におけるPSAの開発と適用
・SNERDI(上海核工程研究設計院)におけるPSAの概観
4.視察先
秦山原子力発電所(浙江省)

 


交流風景

秦山原子力発電所 PR館

秦山原子力発電所 防潮壁